不動窟

 不動窟の入り口の間口10mほどの洞門は、不動門と呼ばれています。不動窟内には南北朝期の作と推定される三重の石塔(安山岩)がたち、不動明王の石像が安置されています。行者にとって洞窟は母の胎内を意味したといいますが、まさにそうした言い方にふさわしい洞窟で、ここは山伏たちにとって重要な行場の一つでした。
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